[海外ニュース]2016.10.15
元王者ギールの復帰戦
 元WBA、IBF世界ミドル級王者ダニエル・ギール(35=豪)は14日、生まれ故郷でもあるオーストラリアのタスマニア島ローンセストンでレノルド・キンラン(27=豪)と対戦した。
 試合はマイナー団体IBOのスーパーミドル級王座決定戦として行われたが、ギールは2回1分14秒KO負けを喫した。11年から13年にかけて世界王座に君臨したギールだが、ダーレン・バーカー(英)にIBF王座を明け渡したあとは14年にゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に3回TKO負け、15年6月にミゲール・コット(プエルトリコ)に4回TKO負けと世界戦では3連敗中だった。今回の試合はコット戦以来1年4ヵ月ぶりの戦線復帰戦だった。36戦31勝(16KO)5敗。殊勲のキンランは12戦11勝(7KO)1敗。