[海外ニュース]2016.10.3
好調が伝えられるパッキャオ
マニー・パッキャオ
11月5日(日本時間6日)、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターでジェシー・バルガス(27=米)の持つWBO世界ウェルター級王座に挑む元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(37=比)は、自国フィリピンで順調に調整を続けているようだ。
※バルガス対パッキャオは11月6日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。
※バルガス対パッキャオは11月6日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。
マニー・パッキャオ
伝えられるところによると、パッキャオは12年ロンドン五輪戦士でWBCスーパーライト級13位にランクされるホセ・カルロス・ラミレス(米)とスパーリングをこなしているという。アシスタント・トレーナーを務めている元フライ級世界ランカーのジョナサン・ペニャロサ氏(比)は「個人的な見解だが、パッキャオは60~70%の出来だが、ラミレスを相手にタフで充実したスパーリングを積んでいる」と話している。そしてバルガスとの試合については「試合が近づくにつれてパッキャオは速く強くなるので、5回ぐらいでTKO勝ちを収めるのではないかと思う」と、自陣の勝利を確信している様子だ。パッキャオは4月のティモシー・ブラッドリー(米)で12回判定勝ちを収めたあと一度は引退。5月にフィリピンの上院議員になり、夏に戦線復帰を表明した。いまは議員としての仕事に支障のないよう早朝にトレーニングすることが多いと伝えられている。パッキャオは66戦58勝(38KO)6敗2分、バルガスは28戦27勝(10KO)1敗。オッズは7対1でパッキャオ有利が続いている。