[試合結果]2016.10.2
ブレーマーvsクレバリー
WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ、王者ユルゲン・ブレーマー(37=独)対前WBO同級王者ネイサン・クレバリー(29=英)の12回戦は1日(日本時間2日)、ドイツのノイブランデンブルクで行われた。5年前に一度は決まりながら流れた因縁のカード、勝ったのは――。
○ネイサン・クレバリー(英)
6回終了TKO
×ユルゲン・ブレーマー(独)
7度目の防衛戦となったサウスポーのブレーマーと、13年8月にセルゲイ・コバレフ(露/米)にWBO王座を明け渡した前王者のクレバリー。試合は接戦になった。身長で6センチ、リーチで7センチ勝るクレバリーが体で圧力をかけて出れば、ブレーマーは左構えから細かいパンチを当てるといった一進一退の展開に。そんななか試合は突然の終幕を迎えた。6回が終了するとブレーマーが右肘を痛めたとして棄権を申し出たのだ。不完全燃焼ながらWBAで王座返り咲きを果たしたクレバリーは33戦30勝(16KO)3敗、ブレーマーは51戦48勝(35KO)3敗。
6回終了TKO
×ユルゲン・ブレーマー(独)
7度目の防衛戦となったサウスポーのブレーマーと、13年8月にセルゲイ・コバレフ(露/米)にWBO王座を明け渡した前王者のクレバリー。試合は接戦になった。身長で6センチ、リーチで7センチ勝るクレバリーが体で圧力をかけて出れば、ブレーマーは左構えから細かいパンチを当てるといった一進一退の展開に。そんななか試合は突然の終幕を迎えた。6回が終了するとブレーマーが右肘を痛めたとして棄権を申し出たのだ。不完全燃焼ながらWBAで王座返り咲きを果たしたクレバリーは33戦30勝(16KO)3敗、ブレーマーは51戦48勝(35KO)3敗。
前座には前WBA世界スーパーミドル級暫定王者ビンセント・フェイゲンブッツ(独)が登場、ギジェルモ・ルーベン・アンディノ(亜)に6回TKO勝ちを収めた。再起3連続KO勝ちを飾った21歳のフェイゲンブッツは26戦24勝(22KO)2敗、アンディノは12戦10勝(5KO)2敗。同じく前座にはヘビー級でIBF12位、WBO11位にランクされるデビッド・プライス(英)が出場し、イビカ・ペルコビッチ(クロアチア)に2回TKO勝ちを収めた。08年北京五輪スーパーヘビー級銅メダリストのプライスは24戦21勝(18KO)3敗、42歳のペルコビッチは53戦22勝(17KO)31敗。同じく前座ではライトヘビー級でWBA11位、IBF6位、WBO12位にランクされるエンリコ・コーリング(独)がライノ・リーベンバーグ(南ア)に12回判定勝ちを収めている。2対1の辛勝でWBAインターコンチネンタル王座の初防衛に成功したコーリングは23戦22勝(6KO)1敗、リーベンバーグは21戦17勝(12KO)4敗。