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[海外ニュース]2016.10.1

フューリーがコカイン陽性反応

タイソン・フューリー
 WBA、WBO世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(28=英)の尿からコカインの陽性反応が出た、と複数のメディアが報じている。
昨年11月のクリチコvsフューリー戦
 フューリーは10月29日に前王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)との再戦が決まっていたが、9月下旬になって延期を申し出ていた。各メディアの報道によると、フューリーはクリチコ戦を前に9月22日にVADA(任意の反ドーピング協会)の検査を受けたところ、Aサンプルがコカインの陽性反応を示したという。フューリーはこの結果を予測してクリチコとの再戦を延期したのではないかとみられている。WBOのフランシスコ・バルカルセル会長は「正式な結果が出ていないし報告もないので静観する」としているが、WBAともども王座剥奪は避けられない状況になってきたといえる。