[海外ニュース]2016.9.29
パッキャオ 五輪戦士とスパー
マニー・パッキャオ
 11月5日(日本時間6日)、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターでWBO世界ウェルター級王者ジェシー・バルガス(27=米)に挑戦するマニー・パッキャオ(37=比)が、12年ロンドン五輪戦士のホセ・カルロス・ラミレス(24=米)とスパーリングを行っている。7ヵ月ぶりの復帰戦に向け調整は順調に進んでいるようだ。
マニー・パッキャオ
 引退直後の5月にフィリピンの上院議員になったパッキャオは、議員活動に支障をきたさないように練習のスケジュールを組んでいると伝えられる。Boxingscene.comの報道によるとパッキャオは27日にフィリピンのパサイ市のエロルデジムでラミレスと4ラウンドのスパーリングを行ったという。元6階級制覇王者と手合わせしたラミレスは「彼(パッキャオ)は動きが滑らかで鋭く、加えて速くてパワフルだ。コンビネーションも滑らかで速い」と感想を口にした。12年ロンドン五輪ライト級米国代表のラミレスは身長が178センチ、リーチ184センチとバルガス(身長178センチ、リーチ180センチ)と似た体格だけに、パッキャオにとっては絶好のパートナーといえるかもしれない。バルガス戦のオッズは依然として7対1でパッキャオ有利が続いている。