[海外ニュース]2016.9.29
ブルックの手術は成功
ケル・ブルック
 IBF世界ウェルター級ケル・ブルック(30=英)は今月10日、英国ロンドンで3団体統一世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)に5回TKO負けを喫し、試合後には右の眼窩低骨折が判明した。この負傷の手術が先週23日に行われ、術後の経過は順調だという。
ケル・ブルック
 ブルックは23日に故郷のシェフィールドで手術を受けたと報じられており、プロモートを担当するマッチルーム・ボクシングのスポークスマン は「すべては順調にいっている」とコメントしている。ゴロフキン戦で5回にエプロンに上がって試合放棄を申し出たドミニク・イングル・トレーナーは「経過は良好なので、来年の初めには活動を再開できるだろう」と話している。今後についてはジムワークをしてみた感触でウェルター級に留まるのかスーパーウェルター級に上げるか決めるというが、後者の可能性が高そうだ。