[記者会見]2016.9.7
コバレフ&ウォード
セルゲイ・コバレフ
WBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(33=露/米)対元WBA、WBC世界スーパーミドル級王者アンドレ・ウォード(32=米)のタイトルマッチ12回戦は11月19日(日本時間20日)、米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される。その公式発表会見が6日(日本時間7日)、米国ニューヨークで行われた。
アンドレ・ウォード
13年8月にWBO王座を獲得したコバレフは、この3年の間にWBAとIBF王座を吸収するなど8度の防衛をマーク。通算戦績を31戦30勝(26KO)1分に伸ばし、「クラッシャー(破壊者)」の異名を轟かせている。そのコバレフは会見で「私のキャリアにおいてとても大事な試合。歴史の1ページに残る試合になると思う」と、自信を抑えながらコメント。一方、2階級制覇を狙うウォード(30戦全勝15KO)も「こうした試合を実現させるには様々な思惑が絡むので難しいものだが、尽力してくれた人たちに感謝している。この場で私は相手を挑発したり罵ったりする必要はない」と大人の対応をみせた。84パーセントのKO率を誇る強打者とスピードとテクニックを身上とする技巧派の対決のオッズは、5対4でウォード有利と出ている。