【ボクシング予備計量】超注目の軽量級無敗対決

[予備計量]2016.9.3
超注目の軽量級無敗対決

ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)

　WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者カルロス・クアドラス(28=メキシコ)対挑戦者WBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)の12回戦は10日(日本時間11日)、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われる。計量まで1週間に迫った2日、両選手はWBCが課す予備計量に臨んだ。

カルロス・クアドラス(帝拳/メキシコ)

　カリフォルニア州ビッグベアでトレーニング・キャンプ中のゴンサレスはリミットの115ポンド(約52.1キロ)まで3ポンド弱の117.9ポンド(約53.4キロ)まで絞り込んだ。これに対しクアドラスはトレーニング地のロサンゼルスで秤に載り、120.2ポンド(約54.5キロ)を計測した。こちらもリミットまで5.2ポンド(約2.4キロ)ほどで、両者とも調整は順調に進んでいるようだ。4階級制覇を狙うゴンサレスは45戦全勝(38KO)、7度目の防衛を狙うクアドラスは36戦35勝(27KO)1分。オッズは7対1からわずかに縮まって13対2になったが、依然としてゴンサレス有利が続いている。