[海外ニュース]2016.9.2
ブレーマー「ベルトは守る」
ユルゲン・ブレーマー
WBA世界ライトヘビー級レギュラー王者ユルゲン・ブレーマー(37=独)は10月1日、ドイツのノイブランデンブルクに元WBO王者ネイサン・クレバリー(29=英)を迎えて7度目の防衛戦に臨む。試合1ヵ月前の1日、両者がドイツのハンブルクで会見を行い、意気込みを口にした。
ユルゲン・ブレーマー
13年12月に2度目の王座についてから地味ながらドイツで防衛を重ねてきたサウスポーのブレーマーは「この試合が実現することになり嬉しい。クレバリーは攻撃的な強い選手なので、白熱した試合になると思う。私のキャリアのなかで極めて重要な試合になる。でも、トレーナーと策を練って戦うので、最後に手が挙がるのは私だ。ベルトは私の腰に残るだろう」と自信を口にした。50戦48勝(35KO)2敗。一方、3年前にセルゲイ・コバレフ(露/米)に4回TKO負けを喫してWBO王座から陥落したクレバリーは、直近の3戦で1勝2敗と調子を落としているだけに背水の陣となる。こちらは「この試合で私の運命が決まる。ブレーマーはドイツのボクシング界に貢献してきたが、もう37歳だ。若いライオンが出てきて王座を奪い取るときが来た。これで彼のキャリアは終わるだろう」と挑発した。32戦29勝(15KO)3敗。オッズは7対4でブレーマー有利と出ている。