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[海外ニュース]2016.9.1

旧敵マレーもGGG推し

マーティン・マレー
 9月10日(日本時間11日)、英国ロンドンのO2アリーナで行われる3団体統一世界ミドル級王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)対IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)のタイトルマッチについて、かつてゴロフキンと対戦して11回TKO負けを喫したマーティン・マレー(33=英)が、「ゴロフキンの強さは別次元。6回以内でブルックをKOするだろう」と予想している。
※ゴロフキン対ブルックは11日(日)朝、WOWOWメンバーズ・オンデマンドで生配信のほか、当日の午前11時からWOWOWプライムで放送の予定。
ゲンナディ・ゴロフキン
 元WBA世界ミドル級暫定王者でもあるマレーは昨年2月、ゴロフキンに挑戦。4回に2度、10回にも1度ダウンを喫したすえ11回で力尽きた。そのマレーは「ゴロフキンの強さは別次元。彼に勝つには動いて、押し返す必要がある。でも、ミドル級では誰もそれをできないと思う。ブルックは得意とする距離、間合いを持っているが、ゴロフキンのそれは特別なものなんだ」と旧敵の強さを説明。そのうえで「試合は5回まではいくかもしれないが、最長でも6回だろう」とゴロフキンの勝利を予想している。ちなみに、この階級のWBAレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(米)もゴロフキンの勝利を推している。なお、マレー自身はゴロフキンに敗れたあとスーパーミドル級に転向したが、アルツール・アブラハム(アルメニア/独)、ジョージ・グローブス(英)に判定負けを喫しており、今後は再びミドル級に戻して戦うことになりそうだという。次戦は11月を希望している。