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[メキシコ情報]2016.8.28

2会場で女子メイン興行

左:フアレス 右:ベルムーデス
 27日(日本時間28日)、メキシコでは2会場で女子がメインのイベントが開催された。メキシコシティではWBC女子バンタム級挑戦者決定戦、ドゥランゴ州ゴメス・パラシオではWBC女子インターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦が行われた。
 両イベントとも女子の試合がメインに据えられ、ともに会場は満員だった。メキシコシティで行われたマリアナ・フアレス(メキシコ)対ダニエラ・ベルムーデス(亜)は、ベルムーデスが重量感あるパンチを効果的にヒットしてフアレスを下した。WBC女子バンタム級王座への挑戦権を手にした27歳のベルムーデスは26戦21勝(6KO)3敗2分、36歳のフアレスは56戦43勝(17KO)9敗4分。
 ゴメス・パラシオで行われたWBC女子インターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦は、ジャスミン・リバス(メキシコ)がジェシカ・ゴンサレス(メキシコ)に10回判定勝ちを収めた。元世界王者同士の一戦は距離をキープして戦う展開になり、ジャッジ泣かせの試合になった。採点は97対94、96対94で二者がリバスを支持、もうひとりは96対94で逆にゴンサレスの勝利とつけた。28歳のリバスは49戦35勝(10KO)9敗1分4無効試合。同じ28歳のゴンサレスは14戦7勝(1KO)3敗1分3無効試合。