[海外ニュース]2016.7.31
ウォーリントンの世界前哨戦
WBC世界フェザー級1位にランクされるジョシュ・ウォーリントン(25=英)は30日(日本時間31日)、世界王座に2度挑戦した経験を持つパトリック・ハイランド(32=アイルランド)と英国リーズで拳を交えた。
4月に天笠尚(山上)に勝って1位に上がったウォーリントンは、8回にダウンを奪い、次にラウンドにもダウンを追加して9回TKOでハイランドを下した。WBC王者ゲイリー・ラッセル(米)に対する指名挑戦権を持つウォーリントンは24戦全勝(5KO)。今年4月、そのラッセルに2回TKO負けを喫しているハイランドは34戦31勝(15KO)3敗。
この日は12年ロンドン五輪バンタム級金メダリストで現在はライト級でWBC10位にランクされるルーク・キャンベル(英)も登場、元IBF世界スーパ―フェザー級王者のアルへニス・メンデス(ドミニカ共和国/米)に12回判定勝ちを収めた。2回にダウンを喫したキャンベルだが、以後はトラブルに陥ることなくポイントを重ねて勝利を収めた。採点は116対111、117対110、115対112だった。空位のWBCシルバー・ライト級王座を獲得したサウスポーのキャンベルは15戦14勝(11KO)1敗。4月のロバート・イースター(米)戦に続いて勝利を逃したメンデスは30戦23勝(12KO)5敗1分1無効試合。
また、前WBA世界スーパーミドル級王者ビンセント・フェイゲンブッツ(独)は、ウィルメル・ゴンサレス(ニカラグア/スペイン)と6回戦を行い、2回TKO勝ちを収めた。再起2勝目を収めた20歳のフェイゲンブッツは25戦23勝(21KO)2敗、ゴンサレスは31戦19勝(12KO)11敗1分。