ボクシングモバイルニュース
[海外ニュース]2016.7.13

因縁試合に臨むリゴンドー

日本では人気もの
 WBA世界スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(35=キューバ/米)は16日(日本時間17日)、英国カーディフで同級11位のジェームス・ディケンス(25=英)を相手に通算8度目の防衛戦に臨む。
 両者は3月に対戦する予定だったが、リゴンドーが入国ビザ取得に手間どったため一度はキャンセルされた経緯がある。その後、WBAから「スーパー王者」の地位差し戻しを受けたリゴンドーは、これが10年11月の戴冠(当時は暫定王座)からから数えて8度目の防衛戦となる。16戦全勝(10KO)。そのリゴンドーは「この試合を受けるディケンスの勇気に感謝と敬意を表する。彼は私と同じリング上がる根性を持つスーパーバンタム級で唯一の男だ。ほかのヤツらは口ばかりで実際には戦おうとはしない」と、同じ階級のライバルたちを皮肉った。そして「私はFEDEXよりも速くUPSよりも正確だ」と、運送会社名を出して自らの強さをアピールした。
 これに対し23戦22勝(7KO)1敗のディケンスは「この試合は神様が決めたもの。私には戦略がある。彼を驚かせてみせるよ。不利は承知しているが、夢を追うことを恐れるなと言いたいね。自信をもって生きていこうよ」と、自らを鼓舞している。
 オッズは33対1でリゴンドー有利と出ている。この日はテリー・フラナガン(英)対ムゾンケ・ファナ(南ア)のWBO世界ライト級タイトルマッチも行われる。