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[海外ニュース]2016.6.27

GGG戦歓迎のユーバンクjr

ゲンナディ・ゴロフキン
 前WBA世界ミドル級暫定王者で現在はWBA2位、WBC2位、IBF6位、WBO11位にランクされるクリス・ユーバンク・ジュニア(26=英)が、同級WBA(スーパー)、WBC、IBF王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)への挑戦に極めて前向きな姿勢を示している。
ゲンナディ・ゴロフキン
 ユーバンク・ジュニアは25日、英国ロンドンのO2アリーナでトム・ドーラン(英)から計4度のダウンを奪う4回TKOの圧勝で英国王座の初防衛に成功したが、試合後、「これはゴロフキン戦に向けたトレーニング・キャンプの始まり」とコメント。27日もエディ・ハーン・プロモーターと話し合いの場を持つことになるというが、条件が合えばゴロフキン戦に合意する予定だ。ユーバンク・ジュニアは「ドーランはゴロフキンじゃないから、今回の50%の出来を100%まで上げる必要がある。ゴロフキンのような選手に勝つには正攻法では無理。私は彼に勝つ複数の策を持っている」と自信をみせている。ゴロフキン対ユーバンク・ジュニアは9月3日か10日、ロンドン開催の線が有力とみられている。17連続KO防衛を狙うゴロフキンは35戦全勝(32KO)、ユーバンク・ジュニアは24戦23勝(18KO)1敗。