[海外ニュース]2016.6.27
アルバラードの再起第2戦
マイク・アルバラード
元WBO世界スーパーライト級王者マイク・アルバラード(35=米)は25日(日本時間26日)、米国テキサス州ダラスでジョシュ・トーレス(26=米)を相手に再起第2戦に臨んだ。
マイク・アルバラード
アルバラードは13年3月にWBO王座(当時は暫定)を獲得したが、7ヵ月後にルスラン・プロボドニコフ(露)に敗れて陥落。その後、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、ブランドン・リオス(米)にも敗れて3連敗を喫した。今年3月、3回KO勝ちで再起したところだった。この日はトーレスに先行を許す厳しい戦いとなったが、中盤以降に追い込んで8回判定勝ちを収めた。採点はひとりが76対76のイーブンだったが、二者が78対74、77対75でアルバラードを支持した。アルバラードは40戦36勝(24KO)4敗、トーレスは23戦15勝(7KO)5敗2分1無効試合。
マット・コロボフ
この日はダブルメインとしてWBC世界ミドル級23位のマット・コロボフ(露/米)
も登場、元世界ランカーのブライアン・ベラ(米)に8回判定勝ちを収めた。サウスポ
ーのコロボフは初回に2度、2回に1度、序盤で計3度のダウンを奪いながらフィニッシュには持ち込めなかった。それでもコロボフは最終回にもダウンを追加し、78対70、79対69(二者)の大差をつけて勝利を収めた。14年12月、アンディ・リー(英/アイルランド)とのWBO世界ミドル級王座決定戦で6回TKO負けを喫しているコロボフは、これで再起2連勝。通算戦績は27戦26勝(13KO)1敗。5連敗となったベラは34戦23勝(14KO)11敗。