[海外ニュース]2016.4.29
バルガスが陽性反応
フランシスコ・バルガス
WBC世界スーパーフェザー級王座フランシスコ・バルガス(31=メキシコ)の尿が、VADA(Voluntary Anti-Doping Association)のドーピング検査で陽性反応だったことが各メディアで報じられている。
フランシスコ・バルガス
バルガスは6月4日に元世界2階級制覇王者オルランド・サリド(メキシコ)を相手に米国カリフォルニア州カーソンで初防衛戦を行うことになっている。それを前に任意のドーピング検査に応じたもので、意外な結果が出たという。これを受けプロモートを担当するゴールデンボーイ・プロモーションズは「彼の尿からクレンブテロールが検出されたということだが、汚染された肉を食べたために陽性反応を示したのではないかと思っている」といった趣旨の声明を出している。いまのところサリド戦は挙行される見通しだが、陣営は真相解明のためにカリフォルニア州のコミッションに協力していくと話している。