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[メキシコ情報]2016.4.28

統一戦に難色のロマゴン

ローマン・ゴンサレス
 23日に米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムでマクウィリアムス・アローヨ(30=プエルトリコ)を大差の判定で退けたWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(28=ニカラグア/帝拳)が、期待される同じフライ級のWBAスーパー、WBO王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(26=メキシコ)との統一戦に関して「金銭面の合意が必要」と乗り気ではない様子だ。
ローマン・ゴンサレス
 ゴンサレスはWBAライトフライ級王者時代の12年11月にエストラーダと対戦し、12回判定で退けている。エストラーダの善戦が光った試合だが、採点は118対110、116対112(二者)と文句なしだった。その後、両者はフライ級に転向して王座を獲得、いまは対抗王者となっている。エストラーダとの再戦についてWBCのインタビューを受けたゴンサレスは「金銭面の合意が必要。100万ドル(約1億1000万円)なら」と条件をつけた。遠からずスーパーフライ級に転向するとも伝えられるが「カルロス・クアドラス(メキシコ=WBC王者)とは同じ帝拳グループなので、帝拳がゴーサインを出せば試合をする用意はある。でも、体重がきついわけではないので、急いで上のクラスの選手と試合をすることはないと思っている」と話している。