[試合結果]2016.4.17
ラッセルvsハイランド
WBC世界フェザー級タイトルマッチ、王者ゲイリー・ラッセル(27=米)対パトリック・ハイランド(32=アイルランド)と、ホセ・ペドラサ(26=プエルトリコ)対スティーブン・スミス(30=英)のIBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチが16日(日本時間17日)、米国コネチカット州マシャンタケットで行われた。
〇ゲイリー・ラッセル(米)
2回1分33秒TKO
×パトリック・ハイランド(アイルランド)
〇ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)
12回判定(3対0)
×スティーブン・スミス(英)
自身のケガのため初防衛戦が戴冠から13ヵ月ぶりとなったラッセルは、そのうっぷんを晴らすかのように初回から挑戦者を圧倒した。サウスポーから繰り出す速い右ジャブでハイランドの稼働範囲を狭めておき、2回開始早々には右フックでダウンを奪った。キャリア初のダウンに動揺する挑戦者を尻目にラッセルは一気に連打でたたみかけて2度目のダウンを奪うと、さらにコンビネーションで攻めつけてもう一度ダウンを追加。ここでレフェリーが試合を止めた。ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を4回TKOで下して獲得した王座の初防衛を果たしたラッセルは28戦27勝(16KO)1敗。12年12月のハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)戦に次ぐ2度目の世界挑戦が完敗に終わったハイランドは33戦31勝(15KO)2敗。
体格と経験値で勝るペドラサが好スタートを切り、米国初登場のスミスが追う展開になった。スミスがワンツーで迫る場面がみられたものの全体的にはペドラサが主導権を握るという流れのなか、9回には王者が右をヒットして値千金のダウンを奪った。このあとスミスも反撃したが及ばなかった。採点は117対110、116対111(二者)でジャッジ三者ともペドラサの勝利を支持した。2度目の防衛を果たしたペドラサは22戦全勝(12KO)。弟リアム(WBOスーパーウェルター級王者)に続く戴冠を阻止されたスミスは25戦23勝(13KO)2敗。
前座では元世界ライトヘビー級王者のチャド・ドーソン(米)が出場、コーネリアス・ホワイト(米)に4回TKO勝ちを収めた。右でダメージを与えたあと連打でレフェリー・ストップに持ち込んだサウスポーのドーソンは40戦34勝(19KO)4敗2無効試合。ホワイトは28戦23勝(17KO)5敗。
2回1分33秒TKO
×パトリック・ハイランド(アイルランド)
〇ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)
12回判定(3対0)
×スティーブン・スミス(英)
自身のケガのため初防衛戦が戴冠から13ヵ月ぶりとなったラッセルは、そのうっぷんを晴らすかのように初回から挑戦者を圧倒した。サウスポーから繰り出す速い右ジャブでハイランドの稼働範囲を狭めておき、2回開始早々には右フックでダウンを奪った。キャリア初のダウンに動揺する挑戦者を尻目にラッセルは一気に連打でたたみかけて2度目のダウンを奪うと、さらにコンビネーションで攻めつけてもう一度ダウンを追加。ここでレフェリーが試合を止めた。ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を4回TKOで下して獲得した王座の初防衛を果たしたラッセルは28戦27勝(16KO)1敗。12年12月のハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)戦に次ぐ2度目の世界挑戦が完敗に終わったハイランドは33戦31勝(15KO)2敗。
体格と経験値で勝るペドラサが好スタートを切り、米国初登場のスミスが追う展開になった。スミスがワンツーで迫る場面がみられたものの全体的にはペドラサが主導権を握るという流れのなか、9回には王者が右をヒットして値千金のダウンを奪った。このあとスミスも反撃したが及ばなかった。採点は117対110、116対111(二者)でジャッジ三者ともペドラサの勝利を支持した。2度目の防衛を果たしたペドラサは22戦全勝(12KO)。弟リアム(WBOスーパーウェルター級王者)に続く戴冠を阻止されたスミスは25戦23勝(13KO)2敗。
前座では元世界ライトヘビー級王者のチャド・ドーソン(米)が出場、コーネリアス・ホワイト(米)に4回TKO勝ちを収めた。右でダメージを与えたあと連打でレフェリー・ストップに持ち込んだサウスポーのドーソンは40戦34勝(19KO)4敗2無効試合。ホワイトは28戦23勝(17KO)5敗。