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[海外ニュース]2016.3.29

ドルティコスvsカレンガで決定戦

 WBA世界クルーザー級王者デニス・レベデフ(36=露)がIBF王者ビクトル・ラミレス(31=亜)と統一戦を行うことになった(5月21日@モスクワ)ことを受け、WBAは勝者がスーパー王者に昇格することを前提に空位となるレギュラー王座の決定戦を承認した。カードは2位のジュニエル・ドルティコス(30=キューバ/米)対3位のユーリ・カレンガ(28=コンゴ民主共和国/仏)。試合は5月20日、フランスのパリで行われる。
 ドルティコスはアマチュア時代にキューバのナショナル・チームに所属して活躍後、09年に米国でプロに転向。ここまで20戦全勝(19KO)というレコードを残している。一方のカレンガは前暫定王者で、昨年4月の団体内統一戦でレベデフに判定負けを喫し無冠に戻った。24戦22勝(15KO)2敗。WBAはヒルベルト・ヘスス・メンドサ新会長が「世界王座はひとつが望ましい」として団体内統一戦の方針を打ち出している。しかし、クルーザー級は暫定王者としてベイブト・シュメノフ(カザフスタン/米)も存在しており、一時的にせよ団体内に再び3人の世界王者が誕生することになる。