[メキシコ情報]2016.3.18
4/30 モンティエルが再起戦
 元世界3階級制覇王者で現在はWBCフェザー級11位にランクされるフェルナンド・モンティエル(37=メキシコ)が4月30日、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターでWBC同級19位のホルヘ・ララ(25=メキシコ)と対戦することになった。昨年10月、リー・セルビー(29=英)の持つIBF王座に挑んで判定負けを喫したモンティエルは、これが再起戦となる。
 当初、モンティエルは3月12日に同じ元世界3階級制覇王者のアブネル・マレス(メキシコ/米)と対戦するはずだったが、メインのキース・サーマン(米)対ショーン・ポーター(米)のWBA世界ウェルター級タイトルマッチが延期になったことを受け、カードそのものがキャンセルになった。その後、マレスは6月25日にWBA王者ヘスス・クェジャル(亜)に挑戦することになったため、モンティエルは肩透かしをくらったかたちになった。しかし、意外に早く再起戦の舞台がセットされたことになる。モンティエルの戦績は61戦54勝(39KO)5敗2分。このうち22度が世界戦だ。サウスポーのララは29戦27勝(19KO)2分。モンティエルにとっては厳しい再起戦になりそうだ。なお、この日はアンドレ・ベルト(米)対ビクター・オルティス(米)の元ウェルター級王者同士の再戦が組まれている。