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[海外ニュース]2016.3.1

ブローナーが前半KOを予告

エイドリアン・ブローナー
 WBA世界スーパーライト級スーパー王者のエイドリアン・ブローナー(26=米)は4月1日、同級15位のアシュリー・セオフェイン(35=英/米)を相手に米国ワシントンDCで初防衛戦を行う。試合に向け2月29日に会見に臨んだブローナーは「4回以内に倒す」と威勢がよかった。
エイドリアン・ブローナー
 ブローナーは昨年10月、元王者のカビブ・アラクベルディエフ(露)に12回TKO勝ちを収めて王座を獲得、過去のスーパーフェザー級、ライト級、ウェルター級と合わせて4階級制覇を成し遂げた。34戦31勝(23KO)2敗1無効試合。かつて「フロイド・メイウェザー(米)の後継者」といわれた時期もあったが、皮肉なことに今回はそのメイウェザーが契約しているセオフェインとの防衛戦となる。こうしたことを背景にブローナーは「今回、フロイド(メイウェザー)とアシュリー(セオフェイン)は私を負けさせようとする敵なんだ。でも、試合は4回までいくことはないだろう。私は遊んだりしない。だからすぐに試合は終わるはずだ」と前半でのKOを予告した。
 これに対し46戦39勝(11KO)6敗1分のセオフェインは「彼に似たタイプの選手とスパーリングを重ねているよ。彼とは噛み合うと思う。ブローナーがジョン・モリナ(米)、ショーン・ポーター(米)と戦った試合を見たが、その才能は認める。でも彼は疲弊していたね。この機会を与えてくれたフロイドには感謝している。4月1日は戦争のような試合になるだろう」と意気込みを口にした。