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[海外ニュース]2016.2.29

英国宿敵対決後の会見

 27日に英国マンチェスターで行われたスコット・クイッグ(27=英)対カール・フランプトン(29=英)のWBA、IBF世界スーパーバンタム級王座統一戦の試合後、両者がメディアにコメントを発表した。
 フランプトンは116対112のスコアでジャッジ二者から支持されたものの、もうひとりは逆に115対113でWBA王者の勝利と採点していた。これに関してフランプトンは「判定が割れたことが信じられない。彼(レビ・マルチネス副審)は何を見ていたのだろうか」と不満を露わにした。そして「でも、大事なことは試合後に私の手が挙がったことだ。スタートはもうひとつだったが、最後は面白くなったと思う。スーパーバンタム級で存在感を示せて満足しているが、フェザー級でレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米=WBAスーパー王者)、リー・セルビー(英=IBF王者)らと対戦できるのならば、その準備はできている」と加えた。
 これに対し慎重なスタートが裏目に出て判定を落としたクイッグは「順調にいっていると思ったのだが…彼のパンチはブロックしていたが、ジャッジはそれを(ヒットしているとして)カウントしたに違いない。彼が支配しているとは思わなかったので、自分が優勢だと感じていた。もっと早くスパートすべきだった。不満を言うつもりはないが、再戦したい。次はもっと早く勝負に出るよ」と落胆と、次に向けた決意を口にした。