[海外ニュース]2016.2.25
英国宿敵対決 まずは舌戦
 27日(日本時間28日)、英国マンチェスターで行われる世界スーパーバンタム級王座統一戦を前に23日、WBA王者スコット・クイッグ(27=英)とIBF王者カール・フランプトン(28=英)が練習を報道陣に公開した。
 12年11月に暫定王座を獲得してから6度の防衛を重ねてきたイングランドのバリー出身のクイッグは、「常に自分がベストであることを証明する機会を望んでいたんだ。100万パーセント、勝利を確信している。ポイントでも勝てるが、ノックアウトするよ」と強気だ。そして「私はWBAのベルトを返上するつもりはない。WBAの要請に従って次にギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)と戦う。怖くなんかないさ。勝てると確信している」と、近未来のことにも触れた。
 一方、14年9月にキコ・マルチネス(スペイン)からIBF王座を奪った北アイルランド出身のフランプトンは、この統一戦がV3戦でもある。「この試合のために12週間の猛トレーニングをしたので、最高の仕上がりだ。クイッグに勝つために経験を生かして戦う」と闘志を燃やしている。
 戦績はクイッグが34戦32勝(23KO)2分、フランプトンが21戦全勝(14KO)。オッズはオンラインカジノoddschecker.comが29対19、bet365が13対8、ともにフランプトン有利と出ている。この試合の勝者にはWBAがリゴンドー、IBFが和氣慎吾(古口)の挑戦を受けるよう義務づけている。