[メキシコ情報]2016.1.29
2試合希望のマルケス
ファン・マヌエル・マルケス
4階級制覇の実績を持つ元世界王者ファン・マヌエル・マルケス(42=メキシコ)は14年5月を最後に実戦から遠ざかっているが、「5月と9月に試合をして引退したい」と話している。
ファン・マヌエル・マルケス
マニー・パッキャオ(比)を痛烈な6回KOに屠ったこともある技巧派強打者マルケスは、14年5月にマイク・アルバラード(米)に12回判定勝ちを収めたが、その試合から1年8ヵ月もリングに上がっていない。慢性的な膝の故障が直接の原因といわれるが、引退を勧める家族の意向も反映されていると伝えられる。しかし、マルケスは以前から現役続行の意思を表明しており、今回もESPNの取材に対し「メキシコシティのアリーナで5月に戦い、そのあと9月に試合をして引退したい。ただし、これは私の希望であって、そのとおりになるかどうかは分からない」と答えている。ちなみに5月の試合では、4階級制覇の実績を持つ前WBC世界ミドル級王者のミゲール・コット(プエルトリコ)とウェルター級で戦いたいと話している。