[海外ニュース]2016.1.26
黄金カードのオッズ
試合を見るうえでひとつの指標になるのがオッズ(賭け率)だ。たとえば今月16日に米国ニューヨークで行われたデオンタイ・ワイルダー(30=米)対アルツール・スピルカ(26=ポーランド)のWBC世界ヘビー級タイトルマッチは7対1でワイルダー有利と出ていた。はたして試合結果もワイルダーの9回KO勝ちに落ち着いた。いわばオッズは試合前の大まかな予想といってもいいだろう。今回は、オンラインカジノのひとつoddschecker.comが出している未決定の黄金カードの参考オッズを紹介しよう。
クリチコ対フューリーⅠ
まずは大混戦に陥ったヘビー級だが、タイソン・フューリー(英)対ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の再戦は11対10でクリチコ有利となっている。フューリー対アンソニー・ジョシュア(英)も11対10でジョシュア有利と出ており、このほかフューリー対ワイルダーは11対10でフューリー有利となっている。さらにワイルダー対アレクサンデル・ポベトキン(露)は11対8でワイルダー、ルイス・オルティス(キューバ/米)対アレクサンデル・ウスティノフ(露)は9対1でオルティス有利という数字が出ている。
ゲンナディ・ゴロフキン
9月に実現が期待されているミドル級の頂上決戦、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)は7対2でゴロフキン有利、ダニエル・ジェイコブス(米)対クリス・ユーバンク・ジュニア(英)は11対8でジェイコブス有利と出ている。ゴロフキンに関してはビリー・ジョー・サンダース(英)戦、アンディ・リー(英/アイルランド)戦とも事実上の賭け不成立を意味する41対1という数字が並んでいる。
ローマン・ゴンサレス
このほか注目カードとしては、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)対井上尚弥(大橋)が15対8でゴンサレス有利、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)対ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)が11対10でリゴンドー有利、ダニー・ガルシア(米)対アミール・カーン(英)が9対4でカーン有利となっている。