[前日計量]2015.12.19
オルティスの初防衛戦
ルイス・オルティス
WBA世界ヘビー級暫定王者ルイス・オルティス(36=キューバ/米)の初防衛戦が19日(日本時間20日)、同級6位のブライアント・ジェニングス(30=米)を相手に米国ニューヨーク州ベローナで挙行される。18日には前日計量が行われた。
ルイス・オルティス
オルティスは10月17日にマティアス・アリエル・ビドンド(亜)を3回KOで下して暫定王座を獲得し、それからわずか2ヵ月のスパンで初防衛戦に臨む。ビドンド戦では一発も被弾せずに圧勝したとはいえ、これだけの短期間で防衛戦を行うことはヘビー級では極めて異例といえる。計量では前戦よりも550グラムほど重い239ポンド(約108.4キロ)を計測した。これに対し4月のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)戦に続く世界挑戦となるジェニングスは229.5ポンド(約104.1キロ)だった。こちらはクリチコ戦よりも1400グラムほど重い体重となる。「リアル・キングコング」の異名を持つサウスポーのオルティスは25戦23勝(20KO)2無効試合。ジェニングスは20戦19勝(10KO)1敗。オッズは18対13でオルティス有利と出ている。
セミファイナルでは前WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)が出場、IBFスーパーフェザー級8位のジェイソン・ソーサ(米)と対戦する。計量ではウォータースが129.5ポンド(約58.7キロ)、ソーサがスーパーフェザー級リミットちょうどの130ポンド(約58.9キロ)だった。6月の防衛戦を前にフェザー級リミットを2ポンド超過、規定体重をつくれずに王座を失った29歳のウォータースは、これが事実上の転級初戦となる。26戦全勝(21KO)。この3年間で13連続KOの快進撃を続けている27歳のソーサは22戦18勝(14KO)1敗3分。オッズは12対1でウォータース有利の数字が続いている。内山高志(ワタナベ)との対戦に興味を示しているウォータースがスーパーフェザー級でどんなパフォーマンスを見せるのか要注目だ。
このほか、元世界3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)がハイロン・ウィリアムス(米)とライト級10回戦を予定。また、同じく元IBF世界ウェルター級王者ジョシュア・クロッティ(ガーナ/米)もミドル級10回戦に出場することになっている。さらにジュニエスキー・ゴンサレス(キューバ/米)対ビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ)のライトヘビー級世界ランカー対決も組まれている。いずれの選手も計量では規定体重をクリアした。
セミファイナルでは前WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)が出場、IBFスーパーフェザー級8位のジェイソン・ソーサ(米)と対戦する。計量ではウォータースが129.5ポンド(約58.7キロ)、ソーサがスーパーフェザー級リミットちょうどの130ポンド(約58.9キロ)だった。6月の防衛戦を前にフェザー級リミットを2ポンド超過、規定体重をつくれずに王座を失った29歳のウォータースは、これが事実上の転級初戦となる。26戦全勝(21KO)。この3年間で13連続KOの快進撃を続けている27歳のソーサは22戦18勝(14KO)1敗3分。オッズは12対1でウォータース有利の数字が続いている。内山高志(ワタナベ)との対戦に興味を示しているウォータースがスーパーフェザー級でどんなパフォーマンスを見せるのか要注目だ。
このほか、元世界3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)がハイロン・ウィリアムス(米)とライト級10回戦を予定。また、同じく元IBF世界ウェルター級王者ジョシュア・クロッティ(ガーナ/米)もミドル級10回戦に出場することになっている。さらにジュニエスキー・ゴンサレス(キューバ/米)対ビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ)のライトヘビー級世界ランカー対決も組まれている。いずれの選手も計量では規定体重をクリアした。