ボクシングモバイルニュース
[海外ニュース]2015.12.17

ワイルダー「邪魔者は倒す」

デオンタイ•ワイルダー
 来年1月16日に米国ニューヨークのバークレイズ・センターで拳を交えるWBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(30=米)と、同級8位の挑戦者アルツール・ズピルカ(26=ポーランド)が16日、電話でメディアに意気込みを伝えた。
デオンタイ•ワイルダー
 今年1月に戴冠を果たしたワイルダーは6月と9月に防衛戦を行い9回TKO、11回TKOで挑戦者を退け、これが3度目の防衛戦となる。そのワイルダーは「相手が誰であるかということは重要ではない。私がKOしたいと思うような勇敢なファイターであることを対戦相手には望んでいる。16年にはすごいものが見られるだろう。ズピルカを倒し、私の前に立ち塞がる者たちにメッセージを送るつもりだ」と吠えた。08年北京五輪のヘビー級銅メダリストでもあるワイルダーは08年11月にプロに転向して35戦全勝(34KO)の戦績を収めているが、ニューヨークで戦うのは今回が初めてとなる。
これに対しサウスポーのズピルカは「私は勝つことができる。気持ちも体も準備はできている。私の時代が来たことを知っているし、自信もある。彼のことはリスペクトするが、彼は私のような選手とは戦ったことがない。新しい地がボクシング界に注がれる」とコメント。こちらも揺るぎない自信を感じさせる。21戦20勝(15KO)1敗。オッズは14対1でワイルダー有利と出ており、ズピルカの勝利には7倍の配当がついている。