[海外ニュース]2015.12.16
ズピルカ「人生を変える」
WBC世界ヘビー級8位、IBF6位、WBO12位に名を連ねるアルツール・ズピルカ(26=ポーランド)は来年1月16日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターでWBC王者デオンタイ・ワイルダー(30=米)に挑戦する。オッズは16対1でワイルダー有利と出ているが、ズピルカは「ポーランドに初の世界ヘビー級王座を持ち帰る」と意欲をみせている。
もともとワイルダーの相手としてはビャチェスラフ・グラツコフ(ウクライナ)が有力視されていた。しかし、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)から3団体王座を奪ったタイソン・フューリー(英)がIBF王座を剥奪され、グラツコフはその王座決定戦に出場することになったためワイルダー戦を見送った。これを受けワイルダーは再び相手探しに奔走することになったわけだが、こうしたなか白羽の矢が立ったのがズピルカだった。
89年4月にポーランドで生を受けたズピルカは08年10月にプロデビュー。以後、ポーランドと米国を往復しながら活動を続け、これまで21戦20勝(15KO)1敗の戦績を残している。唯一の敗北は昨年1月、ブライアント・ジェニングス(米)に10回TKO負けを喫したもので、その後は4連勝(3KO)を収めている。身長191センチ、リーチ196センチ、体重105キロ前後のサウスポーで、両手を低い位置においたルーズな構えから積極的に打ち込んでいく好戦派だ。左ストレートと右フックは破壊力があり、中近距離から繰り出す左アッパーも得意なパンチのひとつといえる。世界戦線に浮上した今年から拠点を米国テキサス州ヒューストンに移し、80年代に浜田剛史のWBC世界スーパーライト級王座に挑んだこともあるロニー・シールズ・トレーナーの指導を受けている。
大一番を1ヵ月後に控えたズピルカは米国のテレビ局の取材に「試合が待ち遠しい。私は将来の、そしてポーランド初の世界王者になる」と意気込みを語っている。さらにズピルカは「今度の試合はポーランドのファンにとっても大事だし、私自身にとっては人生を変える試合なんだ。(予想は不利だが)誰が何と言っているかなんて関係ない。いいかいチャンプ、私はあんたの尻を蹴飛ばすよ。いい休日を過ごすことだね」と、35戦全勝(34KO)、身長201センチ、リーチ211センチ、体重103キロの王者に宣戦布告している。
89年4月にポーランドで生を受けたズピルカは08年10月にプロデビュー。以後、ポーランドと米国を往復しながら活動を続け、これまで21戦20勝(15KO)1敗の戦績を残している。唯一の敗北は昨年1月、ブライアント・ジェニングス(米)に10回TKO負けを喫したもので、その後は4連勝(3KO)を収めている。身長191センチ、リーチ196センチ、体重105キロ前後のサウスポーで、両手を低い位置においたルーズな構えから積極的に打ち込んでいく好戦派だ。左ストレートと右フックは破壊力があり、中近距離から繰り出す左アッパーも得意なパンチのひとつといえる。世界戦線に浮上した今年から拠点を米国テキサス州ヒューストンに移し、80年代に浜田剛史のWBC世界スーパーライト級王座に挑んだこともあるロニー・シールズ・トレーナーの指導を受けている。
大一番を1ヵ月後に控えたズピルカは米国のテレビ局の取材に「試合が待ち遠しい。私は将来の、そしてポーランド初の世界王者になる」と意気込みを語っている。さらにズピルカは「今度の試合はポーランドのファンにとっても大事だし、私自身にとっては人生を変える試合なんだ。(予想は不利だが)誰が何と言っているかなんて関係ない。いいかいチャンプ、私はあんたの尻を蹴飛ばすよ。いい休日を過ごすことだね」と、35戦全勝(34KO)、身長201センチ、リーチ211センチ、体重103キロの王者に宣戦布告している。