[海外ニュース]2015.11.30
フューリーが再戦を示唆
28日にV18王者ウラジミール・クリチコ(39=ウクライナ)の牙城を崩してWBA、IBF、WBO世界ヘビー級新王者になったタイソン・フューリー(27=英)が、クリチコとの再戦に応じる意思があることを明かした。
タイソン・フューリー
フューリーはクリチコに3対0の判定勝ちを収めて3団体統一王者になった翌日、「最初の防衛戦は自由選択試合として英国、たぶんマンチェスターで行うことになるだろうが、2度目の防衛戦ではドイツでクリチコの挑戦を受けるつもりだ」と、前王者側との契約に従ってリマッチに応じる考えがあることを明かした。WBC王者のデオンタイ・ワイルダー(米)について質問が出ると「なぜ私たちがワイルダーに言及する必要がある? 彼は数年前にボクシングを始めたバスケットボール選手じゃないか。私は本物のファイターだよ。もしもワイルダーが私との対戦を望むならばクリチコとの再戦のあとだね」と、自分と比較することが間違っているとでも言いたそうだった。ビッグマウスで知られる身長206センチの巨漢王者は戴冠を果たしたことで、さらに大口になったようだ。