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[前日計量]2015.11.28

チャーロ兄の初防衛戦

ジャーモール・チャーロ
 IBF世界スーパーウェルター級王者ジャーモール・チャーロ(25=米)の初防衛戦が28日(日本時間29日)、米国テキサス州ダラスで行われる。チャーロは27日、挑戦者のウィンキー・キャンプフォート(31=米)とともに前日計量に臨んだ。
ジャーモール・チャーロ
 チャーロは9月12日にコーネリアス・バンドレイジ(米)を3回TKOで下して王座を獲得したばかりで、わずか2ヵ月半で初防衛戦に臨むことになった。計量では1回目で0.4ポンド(約180グラム)オーバーだったが、2度目に154ポンド(約69.8キロ)の階級リミットちょうどで無事にパスした。22戦全勝(17KO)。挑戦者のキャンプフォートは153.2ポンド(約69.5キロ)だった。22戦21勝(12KO)1敗。
 この日のイベントではウェルター級のIBF王者ケル・ブルック(英)に対する次々期指名挑戦者決定戦がセットされている。IBF10位のエロール・スペンス(米)と13位のアレハンドロ・バレラ(メキシコ)が拳を交えるもので、スペンスは最初の計量で0.2ポンド(約90グラム)オーバーしてやり直しとなり、2回目で147ポンド(約66.6キロ)のウェルター級リミットちょうどの体重をつくった。12年ロンドン五輪ウェルター級8強のスペンスは18戦全勝(15KO)のサウスポーの逸材で、近い将来の王者候補として注目されている。30戦28勝(18KO)2敗の戦績を残しているバレラは146.4ポンド(約66.4キロ)だった。なお、IBF王者ブルックは次戦でケビン・ビジエール(カナダ)との指名防衛戦が義務づけられているため、スペンス対バレラの勝者はその次の挑戦者となる。