[海外ニュース]2015.11.1
SM級次期挑戦者にラミレス
アルツール・アブラハム
WBO世界スーパーミドル級王者アルツール・アブラハム(35=アルメニア/独)は11月21日、元WBA世界ミドル級暫定王者マーティン・マレー(33=英)を相手にドイツのハノーファーで5度目の防衛戦を行う。この試合の勝者に対しWBOは、1位のヒルベルト・ラミレス(24=メキシコ)との防衛戦を義務づけた。
アルツール・アブラハム
ラミレスは09年のデビューから32連勝(24KO)を収めているサウスポーのボクサーファイター型で、189センチの長身と191センチのリーチの持ち主。トップランク社が大事に育ててきたホープだ。
11月20日には前哨戦として米国ネバダ州ラスベガスでゲボルグ・カッチキアン(オランダ)とのNABF北米王座防衛戦が予定されている。ただし、21日の試合でアブラハムが勝った場合はバーナード・ホプキンス(米)との試合が計画されており、またマレーが勝った場合はIBF王者ジェームス・デゲール(英)との統一戦プランが浮上しているため、先行きは不透明といえる。