[海外ニュース]2015.10.29
ウォードの相手はブランド
アンドレ・ウォード
WBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード(31=米)の次戦は既報のとおり11月21日、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われるが、相手がアレクサンデル・ブランド(38=コロンビア)に決まった。
アンドレ・ウォード
04年アテネ五輪金メダリストでもあるウォードは09年にミッケル・ケスラー(デンマーク)を破ってWBA王座を獲得し、11年には
カール・フロッチ(英)に勝ってWBC王座も獲得した。肩の故障やビジネス上の摩擦などがあったため通算の防衛回数は6年間に6度と少ない。昨秋、ロックネイション・スポーツと契約を交わして再スタートを切ったところだ。さらに今回の試合からHBOテレビと3試合の契約を結び、来年秋にはセルゲイ・コバレフ(露/米)と戦うことになる。28戦全勝(15KO)。ブランドは09年8月に32歳でデビューした遅咲きの選手で、25戦24勝(19KO)1敗の戦績を残している。唯一の敗北は12年5月、現WBC世界スーパーミドル級王者バドゥ・ジャック(スウェーデン/米)に2対1の8回判定負けを喫したもので、以後は7連勝(4KO)を収めている。試合はミゲール・コット(プエルトリコ)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)のWBC世界ミドル級タイトルマッチの前座として組まれており、ライトヘビー級10回戦として行われる。