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[海外ニュース]2015.10.13

「若さで勝つ」とセルビー

リー・セルビー
 IBF世界フェザー級王者リー・セルビー(28=英)は14日(日本時間15日)、米国アリゾナ州グレンデールで元世界3階級制覇王者フェルナンド・モンティエル(36=メキシコ)の挑戦を受ける。初防衛戦を前にセルビーは「私には若さがある」と必勝を誓っている。
リー・セルビー
 セルビーは今年5月、イフゲニー・グラドビッチ(露/米)に8回負傷判定勝ちを収めて王座を獲得した。米国の大物アドバイザー、アル・ヘイモン氏と契約したこともあり、初防衛戦で異国のリングに上がることになった。セルビーは1歳2ヵ月の娘の父親でもあり、現在、ガールフレンドは妊娠中という。それだけにモチベーションは高いものがありそうだ。22戦21勝(8KO)1敗。「自分が勝つ姿が見えている。レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米 ※WBC世界フェザー級ダイヤモンド王者)のようなビッグネームと戦いたい」と近い将来の希望を口にしている。そのためには目の前の敵モンティエルを退けなければならない。「(米国南カリフォルニアでの)トレーニング・キャンプは予定どおりだったし、異常は感じていない。モンティエル(60戦54勝39KO4敗2分)には経験があるが、若さという点ではこちらに分がある。私は若くて元気なんだ」と優位性を強調している。その言葉を裏づけるようにオッズは19対1でセルビー有利と出ており、モンティエルの4階級制覇達成には15倍の高配当がついている。この日はダブルメインとして元世界2階級制覇王者デボン・アレクサンダー(米)がアーロン・マルチネス(メキシコ/米)と対戦することになっている。