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[メキシコ情報]2015.10.12

因縁の再戦はドロー

 10日(日本時間11日)、メキシコのバハカリフォルニア州カボサンルカスではWBC女子インターナショナル・スーパーフライ級タイトルマッチが行われ、王者マリアナ・フアレス(35=メキシコ)がバネッサ・タボルバ(31=亜)と引き分け、辛うじて王座の防衛を果たした。
 両者は7月に対戦し疑惑の判定でフアレスが勝利を収めたが、すぐに再戦が義務づけられ、この日のダイレクト・リマッチとなった。前回同様にタボルバが序盤から果敢にアタックし、後半にフアレスが巻き返すという展開になった。採点は96対94でフアレス、同じスコアでタボルバと割れ、もうひとりは95対95のイーブンだった。3度目の対決は必至とみられている。フアレスは53戦41勝(17KO)8敗4分。今年は4戦2敗2分と勝利から見放されているタボルバは14戦8勝4敗2分1無効試合。
 セミファイナルでは、2年前に山中慎介(帝拳)の持つWBC世界バンタム級王座に挑んで9回TKO負けを喫したアルベルト・ゲバラ(メキシコ)が、ローランド・マグバヌア(比)に6回TKO勝ちを収めた。マグバヌアが前進してくるところに右のカウンターを好打してレフェリー・ストップに持ち込んだゲバラは23戦21勝(8KO)2敗。マグバヌアは29戦25勝(17KO)4敗。