[試合結果]2015.10.4
ブローナーvsアラクベルディエフ
WBA世界スーパーライト級王座決定戦、3階級制覇の実績を持つ同級2位のエイドリアン・ブローナー(26=米)対元王者で現5位のカビブ・アラクベルディエフ(32=露)の12回戦は3日(日本時間4日)、米国オハイオ州シンシナティのUSバンク・アリーナで行われた。
〇エイドリアン・ブローナー(米)
12回2分23秒TKO
×カビブ・アラクベルディエフ(露)
地元での試合ということで張り切ったわけではあるまい、内容面ではブローナーのワンサイドだった。スピードと馬力で勝るブローナーは左ジャブ、右ストレート、アッパーなどを織り交ぜた攻撃でアラクベルディエフに圧力とダメージを与えていき、確実にポイントを積み重ねていった。アラクベルディエフは徐々に顔面の腫れが目立つようになり、出血の量も増していき敗色が濃くなっていった。最終12回、ブローナーが攻勢に出るとアラクベルディエフは抗い切れなくなり、試合終了まで37秒を残した時点でレフェリーが両者の間に割って入った。11回までのスコアは110対99、109対100、107対102と大差がついていた。スーパーフェザー級、ライト級、ウェルター級に次いで4つ目の階級でベルトを手に入れたブローナーは34戦31勝(23KO)2敗1無効試合。昨年4月、ジェシー・バルガス(米)に奪われた王座の奪回に失敗したアラクベルディエフは21戦19勝(9KO)2敗。
ダブル世界戦として行われたIBFスーパーフェザー級タイトルマッチは、王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)が14位のエドナー・チェリー(バハマ/米)に2対1の判定勝ちを収めた。前半は王者が支配し、中盤は挑戦者が巻き返すというゲーム展開になったが、終盤はペドラサが左構えにスイッチするなどして再び流れを引き寄せた。手数の多いチェリーは116対112のスコアでジャッジひとりから支持されたが、残る二者は117対111の6ポイント差で王者リードだった。初防衛を果たしたペドラサは21戦全勝(12KO)、チェリーは44戦34勝(19KO)7敗。
12回2分23秒TKO
×カビブ・アラクベルディエフ(露)
地元での試合ということで張り切ったわけではあるまい、内容面ではブローナーのワンサイドだった。スピードと馬力で勝るブローナーは左ジャブ、右ストレート、アッパーなどを織り交ぜた攻撃でアラクベルディエフに圧力とダメージを与えていき、確実にポイントを積み重ねていった。アラクベルディエフは徐々に顔面の腫れが目立つようになり、出血の量も増していき敗色が濃くなっていった。最終12回、ブローナーが攻勢に出るとアラクベルディエフは抗い切れなくなり、試合終了まで37秒を残した時点でレフェリーが両者の間に割って入った。11回までのスコアは110対99、109対100、107対102と大差がついていた。スーパーフェザー級、ライト級、ウェルター級に次いで4つ目の階級でベルトを手に入れたブローナーは34戦31勝(23KO)2敗1無効試合。昨年4月、ジェシー・バルガス(米)に奪われた王座の奪回に失敗したアラクベルディエフは21戦19勝(9KO)2敗。
ダブル世界戦として行われたIBFスーパーフェザー級タイトルマッチは、王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)が14位のエドナー・チェリー(バハマ/米)に2対1の判定勝ちを収めた。前半は王者が支配し、中盤は挑戦者が巻き返すというゲーム展開になったが、終盤はペドラサが左構えにスイッチするなどして再び流れを引き寄せた。手数の多いチェリーは116対112のスコアでジャッジひとりから支持されたが、残る二者は117対111の6ポイント差で王者リードだった。初防衛を果たしたペドラサは21戦全勝(12KO)、チェリーは44戦34勝(19KO)7敗。