[海外ニュース]2015.9.17
決定戦はカーンvsガルシアか
フロイド・メイウェザー
 12日に米国ネバダ州ラスベガスで行われたWBA、WBC世界ウェルター級タイトルマッチでアンドレ・ベルト(31=米)を退けたことにより、フロイド・メイウェザー(38=米)の引退が確定的となったことを受けWBCは後継者を決める戦いの準備に入った。
アミール・カーン
 メイウェザーはウェルター級の2団体王座のほかにスーパーウェルター級でもWBAのスーパー王座とWBCのレギュラー王座を持っている。これら4王座の返上は確定していないが、WBCは空位になることを前提に2階級の王座決定戦を示唆している。ウェルター級は1位のアミール・カーン(英)と2位のダニー・ガルシア(米)のカードで、スーパーウェルター級は1位のジャーメル・チャーロ(米)と2位のジョン・ジャクソン(バージン諸島)という組み合わせだ。カーンとガルシアは12年7月にWBAとWBCのスーパーライト級王座統一戦で拳を交えており、そのときはWBC王者のガルシアが計3度のダウンを奪って4回TKO勝ちを収めている。メイウェザーの動向とともに、両階級の後継者争いも注目されるところだ。