[海外ニュース]2015.9.13
ダウン応酬 ジョニゴン敗れる
ジョニー・ゴンサレス
 2階級制覇の実績を持つ前WBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(33=メキシコ)は12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでWBOフェザー級9位のヨナタン・オケンド(プエルトリコ)と対戦したが、10回判定負けを喫した。
ジョニー・ゴンサレス
 フロイド・メイウェザー(米)対アンドレ・ベルト(米)のイベントのPPV放送最初の試合となったスーパーフェザー級10回戦は、ダウン応酬の大味な試合となった。初回にゴンサレスが左アッパーで先制のダウンを奪うと、2回にはオケンドが右ストレートをヒットしてダウンを奪い返す。さらに右目上に傷を負い一転してKO負け寸前の窮地に陥ったゴンサレスだが、なんとかラウンド終了ゴングに逃げ込んだ。その後、オケンドが左構えにスイッチしたりゴンサレスがボディブローをヒットしたりしながら一進一退の攻防を展開。6回と7回に左右の強打を叩きこんで抜け出したかにみえたゴンサレスだが、9回には右目上の傷のチェックを受けるなど不穏な空気も漂う。そして競った内容のまま試合は終了。採点はひとりが94対94のイーブン、もうひとりは95対93、残るひとりはなんと98対90だった。スーパーフェザー級転向2戦目で躓いたゴンサレスは68戦58勝(49KO)10敗、オケンドは30戦26勝(16KO)4敗。