ボクシングモバイルニュース
[会見]2015.9.10

メイウェザー「KOを狙う」

フロイド・メイウェザー
 試合を3日後に控えた9日(日本時間10日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドでWBA世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザー(38=米)とWBA世界同級暫定王者アンドレ・ベルト(31=米)が共同記者会見に臨んだ。メイウェザーからは「ノックアウトを狙う」と珍しくKO宣言が飛び出した。試合は12日(日本時間13日)、ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。 ※メイウェザー対ベルトは13日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。ゲスト解説は俳優の香川照之氏。
フロイド・メイウェザー
 会見は関係者やトレーナーのコメントを挟み、先にベルトがマイクの前に立ち、続いてメイウェザーという順で行われた。フード付きの黒いパーカー、黒いキャップ、サングラスという黒づくめのベルトは「自分にはスピードとパワーの融合したボクシングがある」と大番狂わせに自信をみせた。これに対しメイウェザーは宝石で縁取ったサングラスをかけて会見に臨んだ。公式会見や個別のインタビューでメイウェザーは「KOを狙っている。それは彼も同じはず。私は相手が何をしてくるか分かっている。これはチェスなんだよ」と話した。会見後、ふたりは壇上でサングラスを外して40秒ほど睨み合ったが、大きな混乱はなかった。戦績はメイウェザーが48戦全勝(26KO)、ベルトが33戦30勝(23KO)3敗。