[海外ニュース]2015.9.1
ジャック 防衛後の転級示唆
 WBC世界スーパーミドル級王者バドゥ・ジャック(31=スウェーデン/米)は12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでジョージ・グローブス(27=英)の挑戦を受けるが、これを退けたあとライトヘビー級に転向するプランがあることを明かしている。
 西アフリカのガンビア出身の父親とスウェーデン人の母親の間に生まれたジャックは身長185センチと大柄で、「168ポンド(スーパーミドル級)の体重をつくることが難しくなっている」(ジャック)という。こうした事情で転級を計画しているものと思われるが、もうひとつ「ライトヘビー級のトップ選手、たとえばセルゲイ・コバレフ(露/米)と戦いたい。そしてタイトルを手に入れたい」という希望も持っている。ただし、その前に立ち塞がるグローブスが強敵であることも間違いない。ジャックは「いまはグローブスとの試合に集中している」と話している。ジャックは21戦19勝(12KO)1敗1分、グローブスは23戦21勝(16KO)2敗。オッズは約3対2でグローブス有利と出ている。