[海外ニュース]2015.8.26
KO決着狙うマルチネス
ローマン・マルチネス
WBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(32=プエルトリコ)は9月12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで前王者オルランド・サリド(34=メキシコ)とのダイレクト・リマッチに臨む。マルチネスは4月の初戦では2度のダウンを奪って3度目の戴冠を果たしており、「今度はフィニッシュする」と意気込んでいる。
オルランド・サリド
マルチネスとサリドは今回と逆の立場で4月に拳を交え、マルチネスが3回と5回にダウンを奪い、さらにサリドは11回にローブローで減点を科された。それでも3、5、7点差だったこともあり、両者には今回の再戦の舞台が用意された。マルチネスは「初戦は慎重に試合を進めたが、今度は最初から圧力をかけて出るつもり。サリドは勇敢な選手だが、チャンスがあれば仕留めたい」とメディアに決意を語っている。内山高志(ワタナベ)、三浦隆司(帝拳)の対抗王者でもあるマルチネスが、フロイド・メイウェザー(米)対アンドレ・ベルト(米)のWBA、WBC世界ウェルター級タイトルマッチの前座でどんなパフォーマンスを披露するのか注目したい。オッズは11対5でマルチネス有利と出ている。