[海外ニュース]2015.8.9
五輪戦士が連勝伸ばす
 12年ロンドン五輪に出場した実績を持つWBC世界ミドル級18位のイェフゲン・ヒトロフ(26=ウクライナ/米)は7日(日本時間8日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティでニック・ブリンソン(27=米)に8回TKO勝ちを収め、プロ戦績を11戦全勝(10KO)に伸ばした。
 ヒトロフはロンドン五輪こそ初戦敗退だったが、11年の世界選手権では決勝で村田諒太(現帝拳)に24対22で勝ち金メダルを獲得している。13年12月にプロ転向を果たし、10戦目で判定を経験した以外はすべてKOで終わらせている。プロでも村田の好敵手になりそうな勢いだ。敗れたブリンソンは23戦17勝(7KO)4敗2分。また、この日は08年北京五輪ミドル級に出場した実績を持つセルゲイ・デレビャチェンコ(露/米)もリングに上がり、世界挑戦の経験もあるエルビン・アヤラ(米)にワンサイドの8回判定勝ちを収めた。デレビャチェンコは6戦全勝(4KO)、アヤラは36戦28勝(12KO)7敗1分。