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[海外ニュース]2015.7.30

井岡に団体内対抗王者

 スーパー王者にファン・フランシスコ・エストラーダ(25=メキシコ)、レギュラー王者に井岡一翔(26=井岡)が君臨するWBAのフライ級に、またひとり王者が加わった。29日、タイのローエイで行われた暫定決定戦でスタンプ・キャットニワット(18=タイ)がグレゴリオ・レブロン(33=ドミニカ共和国)に12回判定勝ちを収めたもの。
 試合は激しいパンチの応酬となったが、初回と10回に値千金のダウンを奪ったスタンプが、日本の島川威氏(117対109)、韓国のキム・ビュンムー氏(116対112)から支持を受けて勝利をものにした。もうひとりのジャッジ、ラウル・カイズ・ジュニア氏(米)は113対113のイーブンだった。敗者側のマネージャーは「ふたりのアジア人ジャッジに負けにされた。ひとりは中立の米国かカナダ、あるいはヨーロッパのジャッジにすべきだった」と憤慨していた。Boxrecには生年月日の記載がないものの18歳と伝えられるスタンプは14戦全勝(6KO)、レブロンは16戦13勝(11KO)3敗。