ボクシングモバイルニュース
[海外ニュース]2015.6.26

激闘の地に再登場

ティモシー•ブラッドリー
 WBO世界ウェルター級暫定王座決定戦、元王者ティモシー・ブラッドリー(31=米)対WBA世界スーパーライト級王者ジェシー・バルガス(26=米)の12回戦は27日(日本時間28日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。試合を前に会見で両雄が意気込みを口にした。
ジェシー・バルガス
 カリフォルニア州パームスプリングス出身のブラッドリーは34戦のうち25試合を同州内で行ってきた。特に今回の試合会場、スタブハブ・センターは13年3月にルスラン・プロドボニコフ(露)の挑戦を受けた思い出の場所でもある。それを意識してかブラッドリーは「プロボドニコフとの試合を思い出すよ。土曜日の夜はすごい試合になるだろう。若くて飢えていて覚悟を持った王者と戦うんだ」と意気込んだ。これに対し、元世界4階級制覇王者エリック・モラレス(メキシコ)の指導を受けてきたバルガスは「エリックはどうすればいいかということを熟知している。彼がやったように戦うだけだ」と、2階級制覇に自信をのぞかせた。戦績はブラッドリーが34戦31勝(12KO)1敗1分1無効試合、バルガスは26戦全勝(9KO)。オッズは18対5でブラッドリー有利と出ている。