[海外ニュース]2015.6.9
フランプトンが米国でV2戦
IBF世界スーパーバンタム級王者カール・フランプトン(28=英)の2度目の防衛戦が7月18日、米国テキサス州エルパソのドン・ハスキンス・センターで行われることになった。挑戦者は元WBC世界フェザー級王者アレハンドロ・ゴンサレスの息子、アレハンドロ・ゴンサレス・ジュニア(22=メキシコ)。
フランプトンは昨年9月にキコ・マルチネス(スペイン)を下して王座を獲得し、今年2月には指名挑戦者のクリス・アバロス(米)を5回TKOで退けている。5月にアル・ヘイモン氏とアドバイザー契約を結んだフランプトンは、活躍の場を広げるプランを明かしていた。今回はその第一弾ということになる。20戦全勝(14KO)。米国でのV2戦についてフランプトンは「ゴンサレスは危険なメキシカンだが、彼は私のような選手と戦ったことがない。7月18日には甚大なショックを受けることになるだろう。私はスーパーバンタム級で最強だと思っているし、テレビを通じて多くの米国ファンに見てもらえることを嬉しく思う」とコメントしている。挑戦者のゴンサレス・ジュニアは28戦25勝(15KO)1敗2分の22歳で、父親は95年1月から9月にかけてWBC世界フェザー級王座を2度防衛した実績を持っている。なお、フランプトン対ゴンサレス・ジュニアの勝者は、10日に東京・後楽園ホールで行われる和氣慎吾(古口)対マイク・タワチャイ(タイ)の勝者の挑戦を受ける義務を負うことになる。