[海外ニュース]2015.6.8
王者経験者6人が出場
ヘスス・クエジャル
 6日(日本時間7日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで開催されたイベントには、現役のWBAフェザー級王者ヘスス・クェジャル(29=亜)を含めた6人の世界王者経験者が出場した。
ロバート・ゲレロ
 メインでは元世界4階級制覇王者ロバート・ゲレロ(米)がアーロン・マルチネス(米)に10回判定勝ち。セミ格で行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチでは、クェジャルが元世界2階級制覇王者ビック・ダルチニャン(アルメニア/米)に8回TKO勝ちを収めて4度目の防衛を果たした。また、元WBO世界スーパーフライ級王者マービン・ソンソナ(比)はジョナサン・アレリャーノ(米)に10回判定で辛勝している(以上は既報)。
 このほか前座には元WBO世界スーパーウェルター級暫定王者のアルフレド・アングロ(メキシコ)が出場し、デルレイ・レイネス(米)から3度のダウンを奪って5回KO勝ち、連敗を3で止めた(28戦23勝19KO5敗)。こうした一方、最近は若手の踏み台になることが多い元IBF世界フェザー級王者クリストバル・クルス(メキシコ)は、17戦全勝(13KO)の23歳、アレハンドロ・ルナ(米)に8回判定負けを喫した。同じく前座には12年ロンドン五輪スーパーヘビー級米国代表のドミニク・ブリージールが登場、ジャスマニー・コンスエガ(キューバ/米)との全勝対決を3回TKOで制した。身長201センチ、リーチ207センチの大型ホープ、ブリージールは15戦全勝(14KO)。3度のダウンを喫して敗れたコンスエガは18戦17勝(14KO)1敗。