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[海外ニュース]2015.6.3

テテが王座を返上

ゾラニ・テテ
 IBF世界スーパーフライ級王者ゾラニ・テテ(27=南ア)が、今夏に計画された指名防衛戦を巡るプロモートの問題がこじれたため王座を返上した。
ゾラニ・テテ
 テテは昨年7月、帝里木下(千里馬神戸)との決定戦を制して王座を獲得。今年3月にはポール・バトラー(英)の挑戦を8回TKOで退けた。IBFからは1位のマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)との指名防衛戦を義務づけられていたが、両陣営の交渉は決裂。興行権入札でも敗れたことから王座を返上することになったようだ。これを受けて空位になった王座の決定戦はアローヨ対3位アルツール・ビジャヌエバ(比)で行われることが内定している。すでに「7月18日、米国内で開催」とも伝えられる。双子のマクウィリアムス(フライ級世界ランカー)とともに五輪に出場した経験も持つアローヨは16戦全勝(8KO)、ビジャヌエバは27戦全勝(14KO)。