[試合結果]2015.5.31
ブルックのV2戦
奥がブルック
IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(29=英)は30日(日本時間31日)、同級4位のフランキー・ギャビン(29=英)を相手に英国ロンドンで2度目の防衛戦に臨んだ。前座ではイフゲニー・グラドビッチ(28=露/米)対リー・セルビー(28=英)のIBF世界フェザー級タイトルマッチも行われた。
ブルックの圧勝
〇ケル・ブルック(英)
6回2分51秒TKO
×フランキー・ギャビン(英)
〇リー・セルビー(英)
8回1分 負傷判定(3対0)
×イフゲニー・グラドビッチ(露/米)
わずか2ヵ月という短いスパンでV2戦に臨んだブルックだが、同胞をまったく寄せつけなかった。サウスポーの挑戦者に対しブルックは序盤からプレッシャーをかけて主導権を掌握。ギャビンは足をつかって圧力をかわそうとしたが、5回には何度かコーナーに追い込まれて苦しい状況に拍車がかかった。迎えた6回、ロープに詰まったギャビンにブルックが強打を叩きつけると挑戦者はダウン寸前に。これをみたレフェリーが試合を止めた。ブルックは35戦全勝(24KO)、ギャビンは24戦22勝(13KO)1敗。
6回2分51秒TKO
×フランキー・ギャビン(英)
〇リー・セルビー(英)
8回1分 負傷判定(3対0)
×イフゲニー・グラドビッチ(露/米)
わずか2ヵ月という短いスパンでV2戦に臨んだブルックだが、同胞をまったく寄せつけなかった。サウスポーの挑戦者に対しブルックは序盤からプレッシャーをかけて主導権を掌握。ギャビンは足をつかって圧力をかわそうとしたが、5回には何度かコーナーに追い込まれて苦しい状況に拍車がかかった。迎えた6回、ロープに詰まったギャビンにブルックが強打を叩きつけると挑戦者はダウン寸前に。これをみたレフェリーが試合を止めた。ブルックは35戦全勝(24KO)、ギャビンは24戦22勝(13KO)1敗。
セルビーが新王者
フェザー級は王座交代となった。5度目の防衛戦となったグラドビッチは距離を潰して自分の仕事をしようと試みたが、セルビーは左フックやアッパー系のパンチで迎え撃った。5回、グラドビッチがチャンスをつくったが、続く6回はセルビーが盛り返した。両者のパンチの応酬に会場は大盛り上がりとなったが、このなかでグラドビッチは偶然のバッティングで右目下をカット。8回、今度はグラドビッチの左目周辺が切れ、ドクターの進言を受けたレフェリーが試合を止めた。勝敗は当該ラウンドを含めた採点に委ねられ、80対72、79対73(二者)の3‐0で新王者が誕生した。見た目以上の大差でジャッジから支持されたセルビーは22戦21勝(8KO)1敗、グラドビッチは21戦19勝(9KO)1敗1分。
ジョシュアが13連勝
アンダーカードではヘビー級の大型ホープ、アンソニー・ジョシュア(英)が元世界ランカーのケビン・ジョンソン(米)に2回KO勝ちを収め、プロデビューからの連続KOを13に伸ばした。初回に2度のダウンを奪われたすえキャリア初のKO負けを喫したジョンソンは37戦29勝(14KO)7敗1分。また、前WBO世界ライトヘビー級王者のネイサン・クレバリー(英)は試合開始から24秒でトマス・マン(チェコ)にKO勝ちを収めた。クレバリーは31戦29勝(15KO)2敗、マンは23戦13勝(8KO)9敗1分。