WBOのW級王座決定戦

　WBOのウェルター級王座は5月2日の試合でマニー・パッキャオ(比)に勝ったフロイド・メイウェザー(米)に持ち主が変わったが、試合前の契約に従いメイウェザーは王座を返上。空位になった王座をブラッドリーとバルガスが争うことになった、とボブ・アラム・プロモーターは説明している。パッキャオの前の王者でもあるブラッドリーは返り咲きのチャンスを前に「多くの人はイージーなファイトだというが、とんでもない。この試合は戦争になりそうだ」と気を引き締めている。対するバルガスは「私たちはライオンの心臓 の持ち主だ。6月27日、私たちは勝つためにあらゆる策を探ることになるだろう」と、こちらも決意を口にしている。戦績はブラッドリーが34戦31勝(12KO)1敗1分1無効試合、バルガスは26戦全勝(9KO)。