[海外ニュース]2015.4.30
クリチコVSフューリー 指令
ウラジミール・クリチコ
WBA、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(39=ウクライナ)に対し、WBAとWBOはタイソン・フューリー(26=英)との指名防衛戦を義務づけ、2ヵ月以内に交渉締結するよう通達した。
ウラジミール・クリチコ
クリチコは25日にブライアント・ジェニングス(米)に判定勝ちを収めて18度目の防衛に成功したばかりだが、早くも次の防衛戦を迫られることになった。両団体は5月5日から2ヵ月以内にフューリー戦の交渉をまとめるよう両陣営に迫っており、不調に終わった場合は興行権入札が行われることになる。クリチコはIBFの指名防衛戦も8月が期限となっており、これが先延ばしできない場合はIBF王座を返上する可能性もある。クリチコは67戦64勝(53KO)3敗、フューリーは24戦全勝(18KO)。