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[海外ニュース]2015.3.6

コットがロック・ネイションと契約

ミゲール・コット
 4階級制覇の実績を持つWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(34=プエルトリコ)が5日、米国のロック・ネイション・スポーツ(RNS)と契約を交わしたことを発表した。
ミゲール・コット
 RNSは以前からスポーツ・ビジネスを手掛けていたが、ボクシングには昨年8月に参入したばかり。WBO世界ミドル級王者ピーター・クィリン(米)の指名防衛戦の入札に参加、破格値で落札して存在をアピールしたことは記憶に新しいところだ。このときは同社とのビジネスを嫌ったクィリンが王座返上という手に出てイベントは実現しなかったが、今年に入ってRNS社はWBA世界スーパーミドル級スーパー王者のアンドレ・ウォード(米)と契約。そして、今度はコットを傘下に収めたことになる。コットはトップランク社から1050万ドル(約12億6000万円)の報酬で5月にサウル・アルバレス(メキシコ)との対戦を打診されていたが、これを断っていた。RNS社はコットの次戦を6月6日、ニューヨークで行いたいとしている。対戦候補にはIBF世界スーパーウェルター級王者コーネリアス・バンドレイジ(米)の名前が浮上している。